毎日飲みたい甘酒の効果と活用方法☆美肌・健康・便秘にも(出典も併記)

 

知りたい! 甘酒の効果

こんにちは。kumikoです。

お米と麹で作ったノンアルコールの甘酒が大好きです!

今や甘酒は大ブームで、甘酒の効果はインターネットにも雑誌にもたくさん出ています。

今回は、甘酒の効果をキチンと知るために整理して、気になる出典も併記しました。

やってみて美味しかったお料理への活用方法もご紹介します!

 

甘酒には2種類ある

甘酒には、「麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。

どちらも栄養バランスにすぐれ、ブドウ糖、オリゴ糖、ビタミンB群、アミノ酸などが豊富です。

米と麹からできる「麹甘酒」はノンアルコールです。

酒粕に砂糖と水を加えて作った「酒粕甘酒」にはアルコールが少し含まれます。

それは、以下の日本酒の醸造のプロセス(米と水からお酒をつくる)の後半で「酵母」によってアルコール発酵が起こり、その搾りかすが「酒粕」だからです。

日本酒の醸造のプロセス

日本酒の醸造のプロセス

 

このプロセスの前半では「麹菌」によって米と水からブドウ糖ができる「糖化」が起こり、「麹甘酒」ができます。

 

江戸時代には下の絵(類聚近世風俗志 「守貞漫稿. 上」より)のような甘酒売りが「麹甘酒」を売り歩き、夏の暑い時期にも庶民に好んで飲まれていたそうです。

江戸時代の甘酒売り

江戸時代の甘酒売り

そもそも、昔は甘酒といえば麹甘酒しかなかったようで、さらに以前は一夜酒(ひとよざけ)(一晩で糖化が完了して甘くなるため)などと言ったそうです。

京都学園大学微生物機能開発学研究室「甘酒の微生物学(その2)」

 

たくさんある「甘酒の効果」を整理してみました

公表されている「甘酒の効果」は、厳密にいうと

1.「麹甘酒」の効果と

2.「麹+酒粕の甘酒」の効果と

3.「酒粕」の効果

の3つに分類されるようです。

ただ、「日本酒の醸造のプロセス」からわかるように、酒粕には、醸造の前半で入れられている麹の成分も含まれていますし、まぁ自分の好きな甘酒を飲んでいれば十分に良いことがあるのだろうと思っています。

 

1.「麹甘酒」の効果

  • アレルギー発症予防・・・一部のアレルギー反応に関与する「カテプシンB」という酵素の活性を阻害する酵素を麹菌が複数作り出すことがわかっている( )。
  • 整腸作用と腸内フローラの改善・・・麹菌は善玉菌を増やす( )、「痩せ菌」を増やし「肥満菌」を減らし便秘を改善( )、甘酒に豊富な「麹セラミド」が善玉菌を増やす( )。
  • 美肌効果・・・腕・首のキメが整う傾向や水分蒸散量が抑えられて肌の状態が良好になる傾向が確認された( )。
  • 美白効果・・・米麹に含まれる「デフェリフェリクリシン」にメラニン抑制効果と美白効果が見出され、肌に塗っても摂取しても効果がある可能性( )。
  • 抗酸化効果・・・米麹に含まれる「デフェリフェリクリシン」に生活習慣病、慢性疾患、老化、がんなどの原因となる活性酸素種を消去する抗酸化活性があることが明らかとなった( )。
  • 免疫力アップと抗がん効果に期待・・・麹に含まれる「βグルカン」は免疫を活性化することがわかっている。免疫力が上がれば風邪やインフルエンザにかかりにくくなり、がんにかかりにくくなるといった効果が期待される( )。

 

2.「麹+酒粕甘酒」の効果

  • 抗肥満、血圧抑制、健忘症抑制・・・マウスを用いた試験により、甘酒には肥満、血圧上昇、健忘症の予防・改善効果があることが示唆された( )。
  • 目の下のクマの改善、髪のつやの改善、朝の目覚めの良さの改善・・・40~60代の女性17名で、1ヶ月間の継続飲用の結果、改善がみられた( )。
  • 夏バテの改善効果・・・マウスが甘酒を摂取することで、真夏のストレス環境下での飼育後も自発的に運動をする量が多く、活発に活動できることが確認された( 10)。
  • 皮脂抑制効果・・・継続飲用が、皮脂抑制によるニキビ予防に効果的である可能性が示唆された( 11)。
  • 腸管バリア機能・・・マウスで、体にとって有害な最近や毒素などを排除する小腸の機能の一つである「腸管バリア機能」向上の可能性が示唆された( 12)。

 

3.「酒粕」の効果

  • 「非アルコール性脂肪肝炎」の予防・・・肥満やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病を原因とする「非アルコール性脂肪肝炎」の予防効果が確認された( 13)。
  • 抗酸化作用・・・酒粕分解物に老化の原因となる酸化を防ぐ抗酸化活性があることが明らかにされた( 14

 

美味しい甘酒の活用方法をご紹介

「麹甘酒」を色々な料理に活用してみました。

美味しかったものをご紹介します!

 

魚や肉を漬け込んで焼く

鮭やさばのような身近な魚を、麹甘酒をビニール袋に入れた中に漬け込む、また濃縮タイプなら魚の両面に塗りつけるなどして、一晩置いて焼くと、アミノ酸の効果か、ふっくら・しっとりして、西京漬のような上品で深い味になります。

甘塩鮭やさばの一夜干しのように、塩分があれば、ほかの調味料要らず

安い鶏むね肉もやわらか・しっとりします。

塩気の無い魚やお肉は、醤油だけプラスすれば十分美味しいです。

冷めても美味しいのでお弁当にもおすすめです。

甘酒は焦げやすいので、焼くときには気を付けてください!

さば灰干しの甘酒焼き

☆レシピ☆

甘酒で塩鮭漬け焼き☆ふっくら お弁当にも

甘酒だけで塩さば漬け焼き♡ふっくら

甘酒で鶏肉の漬け焼き☆ふっくら・旨味UP

 

醤油・日本酒と合わせて調味料(万能たれ)として

濃縮タイプの甘酒の場合、

甘酒:日本酒:醤油=1:2:1

自家製/ストレートタイプの場合、

甘酒:日本酒:醤油=2:1:1

の割合で、合わせ調味料(万能たれ)作ってみました。

炒め物などに利用すると美味しいです。

チンゲン菜を卵の炒め物

 

☆レシピ☆

簡単甘酒たれで♡チンゲン菜と卵の炒め物

 

簡単おやつに活用

砂糖不使用、やさしい甘さ、小さいお子さんからご年配の方まで、安心して食べられる美味しくて簡単なおやつができます。

甘酒蒸しパン

 

☆レシピ☆

材料3つ 甘酒豆乳プリン♡濃縮タイプで

材料3つ☆HMと豆乳で甘酒蒸しパン

 

簡単アレンジドリンク4選!

簡単ですごく美味しいアレンジドリンクです。

甘酒レモネード

甘酒200㏄+レモン汁大さじ1 お好みで電子レンジで温めても。

甘酒レモネード

 

生姜甘酒

甘酒200㏄+おろし生姜小さじ1 お好みで温めても。

生姜甘酒

 

豆乳甘酒

豆乳と甘酒を1:1で混ぜます。

写真は豆乳甘酒をゼラチンで固めたプリンです。

甘酒豆乳プリン

 

甘酒スムージー

甘酒と小松菜などの緑の野菜、あればリンゴやバナナや、チアシードなんかも入れると、栄養たっぷりのスムージーになります。

甘酒グリーンスムージー

☆レシピ☆

ヘルシー☆美肌に♪甘酒グリーンスムージー

 

麹甘酒の作り方

ヨーグルトメーカー(私はタニカ「ヨーグルティア」を愛用)があると簡単です。

ヨーグルトメーカー

 

炊飯器やポットでもできます。くわしくは こちら(みやここうじのご利用法)を参考にしてください。

温度管理が重要なので、温度計があると失敗がありません。

 

【材料】

お米(またはもち米) 1合

こうじ(スーパーで売っています。ネットでも買えます。) 200グラム

※こうじの量は、袋に書かれてある分量を優先してください。こうじの種類によって、書かれている量が異なります。

 

【作り方】

炊飯器でおかゆを炊き、炊き上がったら60℃ぐらいになるまで冷まします。

ヨーグルトメーカーの内容器におかゆ、こうじ、おかゆ、こうじ、と交互に入れながらよくかき混ぜて、蓋をして、60℃、6時間にセット。

出来上がったら、室温まで冷ましてから冷蔵庫へ。1週間ぐらいが保存の目安で、それ以上の保存には製氷皿などで冷凍します。

 

まとめ

いかがでしたか。

日本古来の健康飲料「甘酒」を、飲んだり、料理に活用したりして健康に過ごしたいですね!

 

参考文献

1.日本薬科大学『甘酒に期待される働き 甘酒の機能性』

2.岡山県立大学『習慣的甘酒摂取の腸内環境に対する影響』

3.佐賀大学北垣研究室『麹セラミドのプレバイオティクス(腸内細菌叢改善)機能の発見

4.月桂冠総合研究所『甘酒による美肌効果を確認!(神戸女学院大学との共同研究)』

5.月桂冠総合研究所『米麹に含まれるデフェリフェリクリシンに美白効果を確認!』

6.月桂冠総合研究所『米麹のデフェリフェリフェリクリシンに抗酸化作用を確認!』

7.佐賀大学教授 北垣浩志「麹とは何か、麹にはどんな機能性があるか」

8.月桂冠総合研究所「マウスを用いた甘酒の機能性評価

9.森永製菓ニュースリリース「『“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒』の飲用で “目の下のクマの改善”が見られました!」

10.森永製菓ニュースリリース「夏バテ改善に関する研究の結果 「甘酒」が暑さからのストレスの回復を 早めることを確認」

11.森永製菓ニュースリリース「『“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒』の継続飲用で 皮脂抑制効果が見られました!」

12.森永製菓ニュースリリース「甘酒の主原料である“酒粕”と“米麹”による 腸管バリア機能向上の可能性が示されました 第21回日本フードファクター学会学術集会 (2016年11月19〜20日)にて発表」

13.月桂冠総合研究所「酒粕成分が非アルコール性脂肪肝炎を予防」

14.月桂冠総合研究所「酒粕の分解物に抗酸化ペプチドが含まれることを確認!」

 

 

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